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“ミスに寛容である”ということ

先日子供に「お父さんは自分に甘い」と言われました。
ということで、今日は「ミスに寛容であること」について書いてみます。

寛容(かんよう)

心が広くて、よく人の言動を受け入れること。他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、そのさま。「—の精神をもって当たる」「—な態度をとる」「多少の欠点は—する」

not 「甘い」ですね。似て非なるもの。

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牛丼屋でのエピソード

先日、牛丼屋に行った時の出来事なんですが、テイクアウトのコーナーで小学生くらいの女の子が商品を受け取っていました。

それを駐車場の車の中で待っているお母さんのところに持って行った後に、また戻ってきて、テイクアウトのところで店員さんに「注文したものが入っていなかった」というようなことを伝えていました。

店内はお昼の時間帯ということもあってすごく混んでおり、ベテランの女性スタッフの方1人と、まだ仕事を始めて間もないアルバイトの若い男性スタッフの方1人の計2人でバタバタと対応している状況でした。

しばらくすると、娘がなかなか戻ってこないことにイライラしたお母さんが駐車場から店内に入ってきました。

入るなり、テイクアウトのカウンター越しにベテランの女性スタッフに対して「どれだけ待たせるんだ」「そっちのミスなんだから私たちの対応を最優先でやるの当たり前だろ」ということを、もっと汚い言葉で叫び出しました。激昂なう。

女性スタッフが「申し訳ございません」と謝罪してレシートを確認すると、入っているべきものが入ってなかったという話だったんですが、どうやら注文そのものが無い状態で、つまり、お客さん側が間違っていたという話でした。。セットに付いているものだと勘違いしていたようで。

ただ、抜いた刀の収め方を知らないようで、強引にお店側のミスだと突っ張り続け、結局追加料金を払って商品を受け取って出ていきました。

しばらくしてお店の混雑が落ち着いた後、女性スタッフの方が新人スタッフの方に「今日が初めてなのにごめんね」と声をかけました。

忙しかったとはいえちゃんとサポートできなかったことを謝り、ミスに関しても「ミスはあなたのせいではないから。お客さんは怒っていけれども、全部私に言ってたことであって、あなたには言ってないから全然気にしないでね」と優しい口調で伝えていました。

私は「一緒に働く仲間として、先輩として、とても素晴らしいな」と感動してました(牛すき鍋膳を食べながら

ミスと成長

ミスは誰にでもあります。最初からミスなくこなせる人なんていません。ミスしたくてしてるわけじゃないですし。

人はミスしながら成長していくものです。

なので、ミスに寛容でいられるということは、自分に対しても大事ですし、ミスしてしまった人にも、今回のケースでいうと自分の子供など周囲の人に対しても大事なことだと感じました。

今回のように初っ端から怒鳴られてしまうと「またミスをしてしまうんじゃないか」という不安が強くなって、成長はおろか、業務がまともにできなくなってしまう可能性だってあります。

まとめ:ミスへの寛容さが成長を支える

ミスは自分も、そして自分以外の人も日常的に経験することです。

仕事でもプライベートでも、ミスをしない日なんてないんじゃないかというくらい、みんなミスをたくさんします。

繰り返してしまうミスは改善していき、経験を積めば自然とミスも減っていきます。失敗は成功のもと。

「ミスに寛容である」ということは、個人としても環境としても、人が成長していく上で不可欠。
意識していきたいと思います(自戒

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